Debian(Etch Lenny) サーバ Ubuntu(9.04)サーバの比較
世間では「もとはDebianだからおおまかには同じ」と言う一言で片付けられがちだが、UbuntuとDebianのサーバ設定で気づいた違いをメモ。
Apache2
RedHat系から見ると変態的といわれるDebian特有のhttpd.confぶつ切り設定(modごとに1ファイル=mod-enable、サイト設定ごとに1ファイル=site-enable)を踏襲。慣れるとぶつ切りのほうが見通しが良く、設定ミスの原因を判断しやすい事、必要と思われる機能が一覧で見れるので設定の理解を深めるにはいい事、という利点がある。ubuntuではぶつ切りがさらに追加されている。
【Ubuntuで追加されたぶつ切り設定】
SSL:ubuntuはRedhat系でサポートしているsslの自己認証宣言サンプルがついている。Debianでは認証宣言ファイルを自己作成する必要あり、かなり面倒。→default.sslを利用。
言語設定:→conf.d/chasetを修正。
CGIの可否:→mime.confを修正。
vsftpd proftpd
proftpdはあるバージョンからffftpと相性が悪くファイル名が見えなくなるという欠点?があった。これでかなり日本でのシェアをvsftpdに奪われた感がある。今回は逆。。ubuntuのvsftpdで同じ問題が発生したので、proftpdにしたら発生しなかった。proftpdに戻した。設定ファイルも久しぶりに触ったがわかりやすい。
2009年07月13日
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