よく動画を見る地理ライダーさんがDavinciResolveを
使っていた。ご本人はMacで使用されていたがLinuxでも使えるとのことで
ちょこちょこチャレンジしていたが。。使えるまでの関門が多い。結構マイッていた。
LLMにも協力してもらってうまく行きそうなのでまとめた。
ちなみに動画用カメラも地理ライダーさんと同じDJI ActionCameraで揃えた。
問題点
1 インストールが失敗しがち。
様々なdistoributionでうまくいかない。kdenliveにすっかと思い比較動画を見てみたら使いやすいが
「落ちやすい、肝心なときに落ちてイライラ」との海外情報散見で断念。
推奨のRedHat系Rocky8でもうまくいかないしRocky8.6は通常使いには古い。ubuntu系。Debian系
数点だめ。
ここまで結構時間使った。いろいろやれば動くよという情報があるものの、手間がかかりすぎ。
CachyOSだけすんなりOKでした。コマンド一発。本家からダウンロードする手間もなし。
yay -S davinci-resolve
インストール途中、javaの選択はデフォでよいが、グラボのドライバだけは使用PCを確認して間違えないように。
ここを読んでおくこと。
2 mp4はそのまま編集できない。
ライセンスの問題。中間ファイル変換で対応。これしか方法がない。動画原本そのまま編集できないのは面倒だと思ったが、エンコード中は他の事をやっていれば良いだけだし、編集用のフォーマットは統一しておいたほうが品質的に安定するのではないかと思い直す。
LLMによると2種類のフォーマットが推奨されている。これを元にフォルダ一括処理などのコマンド作成でバッチ処理することでストレス軽減。
・ ProRes 422 HQ への変換
DJI ActionCamera MP4から変換コマンド例
ffmpeg -i input.MP4 -c:v prores_ks -profile:v 3 -pix_fmt yuv422p10le -c:a pcm_s16le output_prores.mov
・DNxHR HQ への変換(軽量で安定)ProResより2〜3倍高速エンコード
DJI ActionCamera MP4から変換コマンド例
ffmpeg -i input.MP4 -c:v dnxhd -profile:v dnxhr_hq -pix_fmt yuv422p -c:a pcm_s16le output_dnxhr.mov
見た感じでは2種類とも画質が変わらない。LLMおすすめは1とのことだが2かな。
3 書き出しも中間ファイルで出力してから、納品希望フォーマットへ変換。
対策は2と同じ。
4 ファイル名 字幕 タイトルなど日本語入力できない。
クリップボード経由だと入力できるが面倒。ここを改善。
super(ウィンドウズキー)+j (日本語の意味で覚えやすい)
で入力用のポップアップがでるようにした。
superキーはメタキーとしてDavinciResolveでは使用されないのでいい。
zenityとwl-clipboardをインストールしてLLMにスクリプトを書いてもらった。
入力後閉じるだけで、クリップボードにコピーされる。Ctrl+vで貼り付け。これで入力ストレスが激減。
(1)Super+j でテキストBox起動 例として「ファイル名日本語」と入力。

(2)OK ボタンで閉じて自動コピー

(3)Ctrl + v でDavinci内へ貼り付け

で結局疲れて現在動画1個も編集してないんですが。これから使い方勉強します。